遂に、人気ショップ「グレイル」を運営する会社の社長が逮捕されました
若者に人気の服飾ブランド「スナイデル」のデザインを模倣してインターネット上で販売したとして、大阪府警生活経済課は30日、服飾販売会社「Gio」(大阪市西区)社長、塚原大輝容疑者(36)=同区=ら2人を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。
他人の商品の形態を模倣し販売する行為について、同法を適用して立件するのは極めて異例。
他に逮捕されたのは、同社社員、遠藤綾容疑者(29)=東大阪市河内町。府警によると、塚原容疑者は容疑を認める一方、遠藤容疑者は「生地も形も異なる部分がある」と否認している。
現時点で、楽天市場のグレイルは下記の様に休店中みたい…
ホームページには下記の文章が掲載されています
グレイルは、安くて可愛い商品が多かったので残念…っていうか、ほとんど画像に騙されて(?)買ってた気がする
人気のモデルさんが着ていると見栄えが良いし、【雑誌○○・●月号掲載】っていう文言がキーワードに設定されていると、検索にひっかかってくるし…やり方が非常にうまかった(汚い)と思われます
この社長さん、2006年にも商標法違反(人気ブランド商品の偽物をオークションで販売)で逮捕されてた…ってことは確信犯
ニュースで「snidel(スナイデル)」の本物の商品と「グレイル」の商品が比較されていましたが…
「ソックリやん」
それでも、ウエスト位置が微妙にちがったりすると、マネした側は「デザインが違う」と主張したりすることも多いそうで、なんだかな…という感じです
ひとつひとつの商品には、きっとたくさんの人の努力や能力や想いが込められ作られていると思うので、やっぱり模倣品はダメですよね
「すべての●●は模倣から始まる」という言葉がある様に、過去の芸術品などには模倣から始まったモノもたくさんあるので、それを踏み台にして(?)よりよい商品をつくってもらえると消費者としては嬉しい気がします
ネットショップ勤務経験から感じたこと
私は以前、ネットショップに勤務していたことがありますが、そのお店でもやはり、嘘レビューや有名ブランド小物の類似商品を中国に作らせたりしていました
もちろん、そのお店は手を変え、品を変え、今でも大手ショッピングサイトの数々でお店を運営し、会社を大きくしています
でも、その時は購入を検討しているお客様からも「これはホンモノですか?」などと問い合わせがきたりして、
「ホンモノなわけないじゃん」と思ったり…
売っている会社の従業員も感覚がマヒしてしまっていたり、コンプライアンスに対する意識や知識がなくお店を運営していたり…
また、購入してしまう消費者側にも問題がある様な気もしました
たくさんのお店があり、とても魅力的なネットショッピングですが、購入する方の意識も求められる時代だと思います
実際、大手ショッピングモールでも、とんでもないプレ値で商品を売っている店舗や詐欺まがいの店舗もちらほら見受けられる様になってきています(モール運営側のチェックはどうなっているの?)
「誰でもお店を持てる時代」になってきたからこそ、消費者側もよく調べてから「いいモノを安く買いたい」ですね
ネットショップ利用時に気を付けていること
・ 運営している会社名、所在地、連絡先を確認する
・ 「特定商取引に関する表記」を確認する
私は、初めての店舗で買い物をする時、
●会社名を検索する
●所在地をグーグルアースで検索する
この2点だけは、最低限行うようにしています
検索してみると、所在地が空地だったり、会社自体がヤバい系だったりすることが結構あるので注意です
「特定商取引に関する表記」に関しては、送料、支払方法、引き渡し時期、返品の可否、販売業者の名称や住所、電話番号、責任者の氏名などがしっかり記載されているか、また、返品方法や不在時や返送時の対応に関して、非常識な費用が設定されていたりしないかなどを見ています
返品したことはないけれど、非常識な費用を設定している業者は、商品や対応に関しても非常識であることが多いような気がします
これは、オークションでも同様の事がいえるのではないかと思っています
届いてから、あまりにも酷い商品が届いたりして残念な気分にならないように、商品詳細と業者をよく見てから購入する様に心掛けたいモノです
高額な商品を購入する時は、特に注意が必要ですね
こちらは、snidel(スナイデル)の本物 ↓
やっぱり、可愛いわぁ~
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